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青いコチョウラン:世界初 千葉大が4年がかりで作製
http://mainichi.jp/select

なんか紫に見える(^o^)丿。

 三位教授によると、青い色素を作る遺伝子がない
コチョウランの細胞に、特殊なバクテリアを利用して
ツユクサの青色遺伝子を取り込ませることに成功した。
コチョウランは遺伝子組み換えが難しいとされたが、
4年かかって2月15日に花を咲かせた。
以上2012年2月29日毎日新聞より。


特殊なバクテリアを利用してって
すごいな・・・


それは雨のせい

2012年03月03日
雨粒が落下するとき、この運動が周りの大気を通ることで摩擦が生じる。
雨粒の落下による空気抵抗がどれ程のエネルギーを大気から奪っているのかを研究者らが推計した結果、大気の全エネルギー収支の大部分を占めていることがわかった。
Olivier Pauluis と Juliana Dias が衛星データを使って計算したところ、南緯 30 度と北緯 30 度の間では降雨が原因の摩擦によって平均 1 平方メートル当たり 1.8 ワットの速度で運動エネルギーが大気から消失しているという結果が得られた。
このエネルギー消失は、大気乱流によるものと同じ大きさである。
このことから、地球温暖化が原因で起こると予想されている降雨量の増加によって、大気循環が弱まる可能性が考えられる。Dargan Frierson は、関連する Perspective で、この可能性が実際にどの程度あるのかを明らかにするために研究をさらに進める必要があると述べているが、水の循環が地球温暖化に伴い最も急速に変化する気候システムの一つであることにも言及している。


要約すると
地球温暖化に伴う
雨のせいで
大気循環が弱まる可能性がある。
ということのようですね。





出典:米国科学振興協会(AAAS)


「男はいずれ絶滅…しません」 従来説、米チームが否定
http://www.asahi.com/science/update/0224/TKY201202240673.html

絶滅するのかと思いきや・・・


Whitehead Institute for Biomedical Research
http://www.wi.mit.edu/
遺伝子研究といえばここですか・・・

遺伝子変異のうち、重要なタンパク質が合成されなくなる、あるいは適切に機能しなくなる変異は、一般的にヒトの疾患と関連している。
ところが、こうした「機能喪失型」変異が実際にはヒトゲノムでは比較的多くみられることが、新たな研究で明らかになった。ゲノム配列決定研究で発見される機能喪失型変異の頻度は高いがこうした変異は真の遺伝子変異ではなく、配列決定時のエラーによることが多い。
ヒトゲノムにおける実際の機能喪失型変異の頻度を明らかにするため、Daniel MacArthurらは、1,000 Genomes Projectのデータをおもに用いて 185 人のゲノムを詳細に分析した。その結果、ヒトゲノムには推定で、通常約 100 個の機能喪失型アレルが存在することが明らかになった。
約 20 個の遺伝子では、両アレルに機能喪失型変異がみられ、遺伝子が完全に不活化されていた。
一部の変異は有害な作用を有したが、ほとんどの変異は良くも悪くも健康に影響を及ぼすことはないようであり、それ以外の変異は有益なようであった。
この判定はアレルの頻度に基づいて行われたが、この頻度は自然選択の影響を反映するものである。この結果から、ゲノム配列決定により遺伝子変異を同定する場合、それが真の機能喪失型変異であるのかを確認するために厳密な分析が必要であることが示唆される。
このことは、患者のゲノム配列に基づいて治療法を決定するテーラーメイド医療にとって重要な意味をもつ。関連するPerspective では Lluis Quintana-Murciがこの研究について論じている。


出典:Science 2012年 2月 17日号


以下引用。

遺伝学者たちは犬の大きさにみられる極端な多様性のカギを探求し続け、それを見いだした。
愛玩犬から超大型犬まで、イエイヌ(Canis familiaris)ほど
体の大きさに差があるほ乳類は他にはいない。
Nathan B. Sutterらは、小型犬は全て、インスリン様成長因子1(IGF1)を
コードする遺伝子を含んだ特殊な DNA塩基配列を共有していることを発見した。
IGF1遺伝子がマウスやヒトなど他の生物で体の大きさに関与していることはすでに知られている。
まず骨格の大きさに非常に大きなばらつきの見られる
ポルトガル・ウォーター・ドッグに焦点を当てて研究が行われ、
最終的には143犬種 3000頭以上のDNA分析が行われた。
IGF1遺伝子が早期に発見されたのは、おそらく数百年におよぶ
人為的な交配の結果に助けられてのことである。
これは行動や病気などその他の犬の複雑な特徴に関与する
遺伝子の特定を目的とする、今後の研究にとって朗報である。



IGF1遺伝子が関与してました(^O^)/
これを読んで面白いと思えた人は
科学者への道を歩んだほうがいいかもしれない。


寒冷地適応とか品種改良の話かと思いきや、
それに伴った遺伝子の話でした・・・。



出典:米国科学振興協会(AAAS)


 

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